【イタキス】8巻を読んでの雑談_その2

イタキス8巻を読んで気付いたことの話2回目、入江くんの気持ちが琴子ちゃんにあることを浮き彫りにするエピソードについて語ります!

→その1はこちら


8巻で、入江くんの琴子ちゃんへの気持ちが表れているエピソードと言えば、何をおいてもまずクリスマスのエピソードだと思います!!!
一人ぼっちであろう琴子ちゃんのために、パーティー会場を抜け出してチキンとケーキを買って帰ってくる入江くんの行動には愛情しかない!

このエピソードは読者だけじゃなくて、琴子ちゃんのことも幸せにさせるものでした。
神の目を持つ読者は琴子ちゃん不在の場面での入江くんも垣間見ているけど、琴子ちゃんも同席する場面で入江くんがこんな風に行動に表すことってあんまりないですよね!

…それから、この後9巻10巻の展開で琴子ちゃんは地獄を見ると言いますか、大きく「落ち」ますよね。この幸せなエピソードはその直前の「上げ」の一つでもあるのかな、と思います。(上げて落とすのはお話づくりのセオリー)

余談ですが、このときプレゼントした時計、16巻の戴帽式のエピソードにも出てきますよね!

↑このシーンの直前に見ている腕時計とほぼデザインが一致していると思うのですが、いかがでしょう。もし同じ時計なら素敵だな~入江くん長く愛用してるんだな~😚

続いて、入江くんの琴子ちゃんへの気持ちが表れているもうひとつのエピソードといえば、裕樹くんによるカミングアウト。
裕樹くんの台詞だけでは説得力が弱いので、ちゃんと裏付けとなる回想シーンも添えられています。

個人的にイタキス原作の中でもかなり好きです。美しすぎるキスシーン。原作の絵、いい絵ですよね…ずっと眺めていたい。愛情表現としてのキスなんだなって伝わってきて、意地悪だったザマーミロのキスと比較して入江くんの変化を感じとれます。このシーンだいすき。

このふたつのエピソードが8巻で入江くんの琴子ちゃんへの気持ちが表れている2大巨頭のエピソードかと思うんですけど、個人的にもう一つ加えたい。

それは、重雄さんに誘われて入江くんがふぐ吉で食事をするエピソードです。

このエピソード、実際には重雄さんは、ご両親との関係について助言するために入江くんを呼んだわけなんですけど、入江くん本人は「琴子のこといわれるのかと思って」誘いを受けたんですよね。

恋人未満の付き合いがある女の子の父親が、娘について話をしたがっていて、それにすぐ応じるというのは、二十歳の男の子としてなかなか潔い。
もしかして、入江くんはこの時点で重雄さんと対峙する覚悟があった=気持ちを自覚していたというふうにも読み取れるのかな、と。

直後に、軽い冗談のようなノリで琴子ちゃんについての話題になった時には「カンベンしてください」なんてバッサリ切り捨ててますけど、重雄さんから真剣に問われたとしたら、多分そうは答えないつもりだったんじゃないのかなーと思う。

9巻の前半で、松本姉から告白を受けた時に、「あの娘が好きなの」と問われて入江くんは「わかんないよ」と答えています。入江くんははぐらかしても嘘は言わなさそうだから、本当に「わかんない」自覚もない、という状態が正解なのかもしれません。

でも、このあたりの時点で入江くんが琴子ちゃんへの気持ちに自覚があったかどうかで、その後の展開のしんどさが変わってくると思うんですよね。
お見合いとかもろもろの中で徐々に自分の気持ちに気づく…というのもひとつのルートですが、琴子ちゃんを好きなのにそれを抑えてお見合いを受ける…っていうルートのほうが、入江くんの心理的負担が増すじゃないですか!

入江くんには悪いですけど、心理的負担の大きい方が読者にとってはよりドラマチックなわけで…😅
今となってはどちらが正解とかなくて、どっちの可能性も同様に確からしく、その分好き勝手に妄想できるからいいよね!って話なんですけど。

なので、わたし個人は、この重雄さんとのエピソードを「自覚があった」ことへの裏付けと受け取るのもアリかな、という風に考えています。

入江くんの気持ちの他にも、初もうでのおみくじでこの1年をほのめかしていたり(琴子ちゃんは大吉、入江くんは大凶😂たぶん結婚のことですよね😂)入江くんがパパの会社を手伝ったのも、後々重樹さんの代理を担う展開をよりスムーズにするためだったのかな、と思ったりしています。

こんな感じで、8巻は読むポイントが多くて個人的に楽しい巻です。
長々と雑談にお付き合いいただき、ありがとうございました!!!

1件のコメント

  1. T様(3/19 00:35 に拍手して下さったアルファベット6文字の方)
    見て下さってありがとうございます~╰(*´︶`*)╯♡
    ワナワナして下さってうれしい!わたしも!震えます!萌えブル!!

    フォーマル入江くんといい、美しいキスシーンといい、眼福どころが多いですよね、8巻って。
    多田先生は、大ゴマを使っての、全身と顔アップの両方を描いて花を散らして…みたいな、少女漫画的なアピール表現を全然使わないのに、キャラクターのスタイルや衣装の魅力をしっかり伝えてくるところがすごいな~って思います。

    絵画的な緻密さとか正確さよりも、むしろ速描に近い感じで、瞬間の動きや感情を描き取るのがすごく絶妙!模写を試みても全然真似できないです…すごい…(自分はもともと模写得意ではないんですけど)

    Tさんのおっしゃる通り、キャラクターたちの暮らしぶりや愛着を想像させる表現もイタキスの大きな魅力の一つですよね。そういうのを探しながら読むのもまた楽し!です!

    雑談楽しいので、今後も漫画の合間につらつら何か語りたいです\\└(‘ω’)」//
    拍手&コメントありがとうございました☆☆

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